蟹の慰めの書

本の感想などを綴っていきます。

量子生物学について

こんな本を読んでいた。 量子力学で生命の謎を解く 作者: ジム・アル-カリーリ,Jim Al-Khalili,ジョンジョー・マクファデン,Johnjoe McFadden,水谷淳 出版社/メーカー: SBクリエイティブ 発売日: 2015/09/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を…

個々人の道

人間の成長にとって、万人に共通する絶対の道は無い。 人間が救われる方法は組織宗教への従属ではなく、自らの内なる声に従うことである。 ゆえにある人にとっては宗教家の道が、またある人にとっては職業人の道が、ある人にとっては芸術家の道が、その人を…

転生とカルマについて

最近の精神状態は頗る最悪なのだが、そんな時は私の「深みの精神」が囁いてくる。 巷に氾濫する前世の記憶に関する話は眉唾物であるとしても、霊性進化という観念は信じるに値する。 なぜなら仮に人の死が永遠に続くものであったならば、今生の体験が全く無…

一者からの世界の流出について

新プラトン主義を学ぶ人のために 作者: 水地宗明,山口義久,堀江聡 出版社/メーカー: 世界思想社 発売日: 2014/04/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 本日読み終えた一冊。 新プラトン主義は誕生以来、キリスト教の理論…

ブログ開設の趣旨について

はじめまして、ぶりこすと申します。 個人的な趣味として哲学・神秘主義関係の本を読み進めていくうち、読んだ本について感想を書いたり哲学的なテーマについて議論したりする場が欲しいなと思い、本ブログの執筆を始めました。 一応大学は卒業しているので…